現代の日本に生きる私たちは、大部分が洋服を着て生活をしています。あたりまえに洋服を着ていますが、現代に至るまでには実にさまざまな形態、また材料や文様などの異なる衣服が着用されてきました。
服飾は、それが存在する時代の政治、産業、技術などの社会的な環境と密接な関係を持っています。そして、日本の地理や気候などの自然環境、また豊かな自然によって育まれた日本人独特の美意識、個人の考えや好みなどが反映されていることも見逃すわけにはいきません。
この講座では、服飾とそれが生み出される背景との関係に着目し、第1週は「古代から中世の公家装束」、第2週は「近世の小袖(きもの)」、第3週は「近代の宮廷服」、第4週は「戦後日本のファッション文化と世界」を取り上げます。それぞれの服飾の特徴とその背景となる要因との関係について学び、私たちの身近にある服飾が、歴史や文化の所産の一つであることを見直してみたいと思います。
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Taught by
Ueki Yoshiko and Fukuda Hiromi